橋爪香代は、福岡県八女をテーマにした作陶展「八女の根」をはじめ、土や根といった根源的なテーマを作品に落とし込む陶芸家です。蓋なしの急須や茶海など、日常の茶の湯に寄り添う器を中心に制作しており、胴体に穴を開けた茶漉し構造など機能美を追求した独自の工夫も施しています。お茶や土との深い結びつきを作品の根幹に置き、生活の中に静かに息づく器づくりを続けています。