岐阜県多治見を拠点に活動する陶芸家。自然石の輪郭や表面をトレースする手法から出発し、その触覚的な記憶を手捻りによる造形へと昇華させています。土の可塑性と対話しながら生み出される作品には、自然の摂理と作家自身の身体的感覚が溶け合い、命の循環や再生への眼差しが静かに宿っています。輪郭を「存在が世界に触れる最小単位」と捉える独自の思想のもと、確かな実在感を帯びた作品を発表しています。