森田春菜は、磁土を主な素材とし、素材と時間の関係性を軸に据えた陶芸作品を制作しています。蔓植物を泥漿に浸して焼成し、その輪郭を磁土に写し取る技法や、重なり合う層の堆積を表面に刻む手法を用い、焼成という不可逆的なプロセスそのものを作品の核としています。器という形式を参照しながらも機能性から離れ、素材と時間が関係の中で立ち現れるオブジェクトワークを国内外で発表しています。